職業訓練の合否発表から入校までのスケジュールは? - 中年調理師の独り言

 

職業訓練の説明会(見学会)、申込み、入校試験、合否発表、入校当日に至るまで
どのような感じのスケジュールで進むのか気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは管理人の実体験も踏まえて、おおまかなスケジュールと中身について解説します。

 

職業訓練を受けるか検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

1: 職業訓練開始までのスケジュール

職業訓練の説明会から訓練開始までのスケジュールをザックリと解説します。
初回の説明会から入校日までは3ヵ月近くありますので、会社勤めされている方は
計画的に動くことをおススメします。既に退職しており無職の方は、職業訓練を受ける
予定でいたとしても、失業保険を貰う場合はハローワークで認定を受ける必要がある為
求職活動も並行して行うことになります。

 

1.1 説明会〜申込み

職業訓練校では、入校希望者を対象に事前説明会(見学会)を行っています。
例えば、10月入校対象であれば7月の初旬・下旬の合わせて2回開催されます。
どちらの説明会も平日午後に開催されます(訓練校は土日祝日は休みです)

 

説明会は1時間半〜2時間程度となっており、前半に職業訓練全体の説明、
後半に各学科の希望者を対象とした説明会となっています。各学科の説明会では
「訓練内容・取得資格・就職率・給与事情」など気になる点を教えてくれますので
これから新たな職種にチャレンジしようという方は、聞いておいて損はないでしょう。

 

また、参加者には入校試験の過去問と申込書(願書)などがセットで配布される為、
インターネットでダウンロードしたり、ハローワークまで貰いに行く手間が省けますので
ぜひ参加しておくことをおすすめします。

 

1.2 申込み〜入校試験

職業訓練の申し込み期限は、説明会開催2回目から1週間ほどとなっています。
申込みを行う為には、最寄りのハローワークへ行き職業訓練担当者から推薦状を
書いてもらったり、顔写真や提出書類を準備する必要もありますので、入校の意思が
固まったのであれば早めに相談することをオススメします。

 

入校試験は申込期限日から、おおよそ3週間前後といったところです。
入校試験は筆記と面接となりますので、十分な準備をしてから臨むとよいでしょう。
試験内容と突破のポイントについては、まとめてありますので参考にしてみてください。

 

>入校試験(筆記・面接)の内容と回答のポイントは?

 

1.3 入校試験〜合否発表

入校試験を受験後、1週間程で合否発表があります。基本的には合格通知は
郵送で受け取ることになりますが、職業訓練校に直接訊きにいくことも可能のようです。
合格通知と共に、入校スケジュールが同封されていますので目を通しておきましょう。

 

1.4 合否発表〜入校まで

合格通知を受け取ってから、合格者を対象とした入校説明会が開催されます。
そこで、担任となる講師から入校スケジュールの説明や、作業着・教科書の購入、
校内見学などがありますので必ず出席しましょう。

 

合格発表から入校までおおよそ1ヵ月程度空くことになりますが、無職で失業保険を
受給中の方は、ハローワークでその月の認定を受ける為には求職活動を行う必要が
あります(職業訓練への参加が決まったとしても)。その場合、ハローワークが主催
している就職セミナーなどに参加し、点数を稼いでおくのがオススメです。

 

※職業訓練中は、自動認定となりますのでハローワークへ行く必要がなくなります。

 

1.5 入校〜訓練開始まで

入校日当日から授業がスタートする訳ではありません。入校初日は入校式に始まり、
各科の教室へ移動後は書類提出、館内の案内、学校生活を送る上でのルール説明、
今後のスケジュール確認、自己紹介などで終わると思います。
2日目もなんだかんだで事務作業などで終わるはずなので、本格的に訓練がスタート
するのは3日目以降ということを知っておきましょう。

2: 入校にあたっての注意ポイント

職業訓練校への入校にあたって、あらかじめて知っておいた方がよいポイントを
いくつかにまとめてみました。直前になって焦らない為にも、ぜひ目を通してください。

 

作業着・教科書代は自己負担

職業訓練は全て無料で受講できる訳ではありません。講義や実習で必要となる
教科書や作業着などの代金は、基本的には自己負担ということになります。
例えば、調理科の場合、教科書代で2万円前後、作業着や作業靴などを
1セット購入で1万円前後かかかる為、合計で3万円前後の出費となります。
決して安くはない金額ですので、心得ておきましょう。

 

交通費(通所手当)は最安ルートで支給

職業訓練中、「通所手当」という自宅から訓練校までの往復交通費が支給されます。
但し、この通所手当は自宅から訓練校までの最安ルートに則って支給されることに
なっており、自分が書類で記入した通学ルートの交通費が必ずしも支払われる
という訳ではありません。殆どの人は定期券を購入することになるかと思いますので、
この点については十分理解しておきましょう。

 

給付金は日割りで計算される

給付金は、毎月支払われる給付金を計算した結果、「日割り」となっていました。
つまり、欠席をすればする程、給付金は減額されていきますので注意しましょう。
但し、疾病による欠席の場合、病院のレシートや処方箋のコピーを添付すると
減額免除となります。(この点については担当講師に確認しておきましょう)
給付金の支払い方法について詳しく知りたい方は、ハローワークの職業訓練担当者に
訊いておくと間違いないかと思います。

 

訓練は実質5ヵ月間(6ヵ月コースの場合)

6ヵ月コースの場合、実際の訓練期間はおおよそ5ヵ月間となるのが実態です。
というのは、訓練が本格的に開始されるのは入校4日目あたりからですし、
授業は最終月中旬で全て終了、また学校側の都合で休校となる日もあります。
そう考えると、意外に訓練期間は短いと感じるはずです。平日授業が毎日始まると、
それこそあっという間に時間が流れていきますので、ぜひ一日一日を大切にしながら
過ごすことを推奨します。

 

途中退校の理由は問われない

どの学科においても、途中退校される方はそこそこ出てくるはずです。途中退校する
理由としては、「出席日数が足りない」「就職が決定して就業開始する」「思っていた
授業内容と異なっていた」など様々です。途中退校する場合、理由については特に
深く訊かれる訳ではなく、退校届を担任に提出するだけです。途中退校した場合、
延長されていた失業給付はストップしますので、金銭的余裕がない人は辞める
タイミングをよく考えたうえで退校するようにしましょう。

 

授業は予習&復習でかなり忙しい

職業訓練が開始すると痛感することになりますが、授業(座学・実習)が始まると、
忙しい毎日を送ることになります。通常の6ヵ月コースですと、半年(実質5ヵ月)
という短期間で基礎技術を就職して、企業への就職を目指すわけですから
予習はともかく復習はキッチリ行わないと授業についていけなくなります。
教科ごとに担当講師が複数人いるはずですが、講師ごとに課題が出される為、
慣れるまできついかもしれませんが、頑張って喰らいついていきましょう。

 

後半は授業より就職活動を優先する

6ヵ月コースの後半(3ヵ月目を過ぎたあたり)に入ると、徐々に就職活動が本格化
していきます。企業の面接試験は基本的に平日に行われることが大半です。
ですから、授業を休んだり早退することも増えてきますが、それが普通です。
職業訓練はあくまで就職を目指す場所であり、卒業を目指す場所ではありません。
失業給付に関しても、面接証明書に先方のサインをもらい学校に提出することで
問題なく支給されるので心配いりません。

3: まとめ

職業訓練開始までに、合格通知が届く日から入校日までに1ヵ月程の空きがあります。
職業訓練が開始すると、平日は多忙で帰宅してからも復習等でなかなか大変ですので、
ぜひ入校前の1ヵ月の間に、就職後のイメージを膨らませたり調べてみてください。

 

就職が決まると途中退校するケースも多々ありますので、訓練は1日1日を大事にして
少しでも多くの実践的技術を習得できるよう取り組むことを推奨します。